インプラント専門医:「フローラル インプラント」

はじめてのインプラント フローラル インプラントセンター


歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)にプラークがたまり歯肉に炎症がおこる・・・・これが歯周病のはじまりです。歯肉が炎症ではれ上がると溝が深くなり、ポケットができます。そしてポケット内のプラークで歯周病菌がいっそう増殖し、歯石もできて、歯周病は勢力を増していきます。さらにこのポケットを拠点として炎症が広がり、歯を支える土台を破壊してしまうのです。

【健康な歯周組織 】
歯周病は歯肉溝からはじまります

【歯肉炎】 
歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症ではれて、歯肉ポケットになりました。まだ歯根膜や歯槽骨は破壊されていません。

【軽度歯周炎】 
歯肉のはれが大きくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入し、歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめました。ポケットが内部に向かって深くなり、歯周ポケットになっています。プラークや歯石が歯周ポケットにたまっています。
レントゲンで見ると、少し歯槽骨の退縮が認められます。
 
【中等度歯周炎】 
炎症がさらに拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつきはじめました。歯周ポケットもさらに深くなっています。
レントゲンで見ると明らかな歯槽骨の退縮が認められます。
 
【重度歯周炎】
歯槽骨が半部以上破壊され、歯はグラグラです。レントゲンでみると歯根の周りに歯槽骨がなくなっています。
 


歯周病菌が優勢になると炎症がおき、血管が拡張、充血するために歯肉が赤くはれ、出血しやすくなります。


歯周病菌が侵入すると、まず白血球(好中球)が指令を受けてたたかいますが、四方八方にミサイル(酵素)をうちまくるので、自分の身体である歯肉の繊維も破壊されてしまいます。


歯周病菌をたおすのは容易ではなく、長くたたかいが続きます。リンパ球やマクロファージなどの免疫細胞は、危険な合戦場から骨を遠ざけ、守るため破骨細胞を活性化させ歯槽骨を吸収、破壊します。また、歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)も歯槽骨の吸収、破壊をひきおこします。

重度に進行してしまった歯周病の場合、歯も失ってしまいますが、歯を支えていた歯周組織そのものを消失してしまいます。この場合、一番大切なもの、そう、それは歯槽骨(歯が埋まっている土台となる顎の骨)そのものが、吸収し消失してしまうのです。
インプラントは歯を失った後に残された歯槽骨と顎骨の一部に植え込みます。それだけ残された骨の部分が少ないと限界もあるわけです。今日では失われた歯槽骨を再生させる技術も合わせて行われるようにはなりましたが、それでも完全ではありません。 
はじめてのインプラントフローラルインプラントセンター
インプラントHOME | インプラント基礎知識 | インプラント受診にあたり | インプラントの症例 | インプラントと歯周病
インプラント専門医院のメリット | インプラント定期検診について | X線・インプラントCT | インプラントの費用
インプラント学会活動 | インプラントQ&A | フローラルスタディグループについて