インプラント専門医:「フローラル インプラント」

はじめてのインプラント フローラル インプラントセンター


歯冠(しかん)は、歯肉(歯ぐき)から出た部分です。

歯根(しこん)は、歯肉の中で骨の中に埋まっています。
  • エナメル質:歯冠部の表面の最も硬い部分です。
  • 象牙質:歯の形をつくっており、歯冠部から歯根部までをなします。
  • 歯髄:歯の中(中心部)には一般に神経といわれている歯髄があります。
  • 歯肉(歯ぐき):ピンク色した粘膜を歯肉といい、歯を支えている骨(歯槽骨(しそうこつ))を保護しています。
  • 歯根膜:歯根と歯槽骨の間にあるうすい膜のことで、歯根と骨をつなぐ役目をしています。
  • 歯槽骨:歯を支える顎の骨のことをいいます。


 歯周病は中年の人のかかる病気!まだ若いから関係ない」と思っていませんか?上のグラフを見てください。10代の若者のなんと62%近くが、歯周病のかかりはじめの歯肉炎になっています。油断は禁物です。歯周病はかかりはじめのうちに、早く治しましょう。
また、歯周病には10歳未満から始まるタイプや、10代に発症して急激に症状が進行するという悪質なタイプがあります。なかでも若年性歯周炎は思春期に発症するものです。これらの悪質なタイプの歯周炎は早く治しておかないと手遅れとなり、多くの歯を抜かなくてはならないことになります。


[ 若年性歯周炎の特徴 ]
・10代の思春期の若者がかかる
・罹患率は10代で0.5%以下、およそ300人に1人がかかっている
・女子に多い ・症状の進み方が急激で、歯が動いたりグラグラしたりする
・前歯と第一大臼歯のまわりだけに症状がでることがある
・プラークや歯石があまり付いていなくても症状がでる


20代でも歯周炎におかされてしまう事があります。これはお手入れが悪いわけではなく、宿主(我々の身体)の体質と、アクチノマイセスによる感染症なのです。予防や治療法があまりない疾患なんです。




[ 歯を支える土台(歯周組織)はこうなっている ]
歯周組織は、目で見える歯肉と、外からは見ることができない歯根膜、セメント質、歯槽骨からなっています。歯の根の表面をおおっているセメント質と歯槽骨をつないでいるのが歯根膜で、歯を歯槽骨の穴のなかにつり下げる役目をしています。
歯周病は、この歯周組織が破壊されて歯が支えられなくなる病気です。歯と歯周組織の断面図を良く見ると、歯と歯肉の境目に浅いミゾ(歯肉溝)があります。みるからにプラークがたまりそうですね。歯周病はここから始まるのです。
歯肉溝をよく見ると・・・。  歯肉溝があぶない!!
歯と歯肉の間には歯肉溝と呼ばれる溝があります。深さは健康な歯肉で0.5〜2oです。この溝をプラークが狙っているのです。


健康な歯肉は
・色はピンク
・キュットひきしまっている
・歯と歯の間はとがった三角形
・ステップリングというみかんの皮のような小さな穴がたくさんあいていることがある
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