歯冠(しかん)は、歯肉(歯ぐき)から出た部分です。 歯根(しこん)は、歯肉の中で骨の中に埋まっています。 |
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歯周病は中年の人のかかる病気!まだ若いから関係ない」と思っていませんか?上のグラフを見てください。10代の若者のなんと62%近くが、歯周病のかかりはじめの歯肉炎になっています。油断は禁物です。歯周病はかかりはじめのうちに、早く治しましょう。 また、歯周病には10歳未満から始まるタイプや、10代に発症して急激に症状が進行するという悪質なタイプがあります。なかでも若年性歯周炎は思春期に発症するものです。これらの悪質なタイプの歯周炎は早く治しておかないと手遅れとなり、多くの歯を抜かなくてはならないことになります。 |
・10代の思春期の若者がかかる ・罹患率は10代で0.5%以下、およそ300人に1人がかかっている ・女子に多い ・症状の進み方が急激で、歯が動いたりグラグラしたりする ・前歯と第一大臼歯のまわりだけに症状がでることがある ・プラークや歯石があまり付いていなくても症状がでる |
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歯周組織は、目で見える歯肉と、外からは見ることができない歯根膜、セメント質、歯槽骨からなっています。歯の根の表面をおおっているセメント質と歯槽骨をつないでいるのが歯根膜で、歯を歯槽骨の穴のなかにつり下げる役目をしています。 |
歯肉溝をよく見ると・・・。 | 歯肉溝があぶない!! |
健康な歯肉は ・色はピンク ・キュットひきしまっている ・歯と歯の間はとがった三角形 ・ステップリングというみかんの皮のような小さな穴がたくさんあいていることがある |